アスラボ株式会社が提供する AppSheet (アップシート)開発、内製化支援「アプリスイート」では、AppSheet研修を通じて、ノーコード開発プラットフォームを活用した業務改善、DXをサポートしてきました。
この度、AppSheet研修を人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)の対象とさせていただきました。ノーコード開発によるDX推進に、AppSheet研修をご検討ください。
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目次
1. エクセルでの業務管理でよくある課題
エクセルでの業務管理、こんなことで困っていませんか?
- 在庫管理担当者が、月末の棚卸で数が合わず残業続き
- 営業担当者が、外出先で日報提出できず帰社が必要
- 経理担当者が、承認フロー管理でファイルをメール添付で往復させる手間
- 現場作業員が、点検・報告業務で紙の書類を持ち歩き、事務所に戻って転記
- プロジェクトマネージャーが、進捗管理で各担当者のエクセルを回収・集計する手間
こうした課題は、多くの企業で見られる「エクセル業務あるある」ですが、高額なシステム導入には手が出せない…
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
2. 「エクセルあるある」をノーコード開発ツールでDX化
もし、こんなことが実現できたら…
多くの企業が抱えるエクセル業務の課題を、ノーコード開発ツールのAppSheet(アップシート)を活用して、DX化をしてみましょう。
では、実際にどのような業務課題がAppSheetで解決できるのでしょうか。弊社が支援した事例をご紹介します。
① 現場からスマホで直接入力、報告。いつでもどこでも業務が完結
卸売業A社様(従業員約70名)では、新たな営業日報システムをAppSheetで作成し、営業担当者が外出先からスマホで日報を入力できるようにしました。
▶ 営業日報アプリ開発事例の詳細はこちら

② 業務フローや進捗状況を見える化。誰が・何を・どこまで、一目で把握
東証プライム上場製造業A社様(従業員約1,600名)では、設備保全案件の進捗管理をスプレッドシートからAppSheetに置き換えて、年間1,500件もある案件の進捗状況を見える化しました。
▶ 案件進捗管理アプリ開発事例の詳細はこちら

③ 入力ミス防止。自動化で本来業務に集中
研究開発会社A社様(従業員約100名)では、証憑ファイルの収集状況をAppSheetで見える化、ミス防止のためにGAS(Google Apps Script)を使用して作業を自動化し、ファイル管理をGoogleドライブに一元化しました。
▶ ファイル管理アプリ開発事例の詳細はこちら

こうした業務スタイルは、Google が提供するノーコード開発プラットフォーム「AppSheet(アップシート)」を活用すれば、中小企業でも低コストで実現可能です。
さらに、人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)を活用すれば、最大75%の経費助成を受けながら、社内でAppSheetを使いこなせる人材を育成できます。
3. AppSheet研修を人材開発支援助成金の対象に
3-1. 人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)とは
新規事業の立ち上げなどの事業展開やDX推進に伴い、従業員に対して新たな分野で必要となる専門的な知識・技能を習得させるための訓練を実施した場合、訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を助成する制度です。
AppSheetを活用した業務のデジタル化・DX化は、この助成金の対象となります。
3-2. 人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)の概要
💡対象となる訓練の要件💡
- 訓練時間が10時間以上であること
- OFF-JT(通常業務と区別して行われる訓練)であること
- 事業展開やDX推進に関連する専門的な知識・技能の習得を目的とすること
💡AppSheet研修が最大75%助成対象に💡
人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)を活用すれば、AppSheet研修の経費が中小企業で75%、大企業で60%助成されます。
【実質負担額の試算例】:12時間36万円の研修 → 中小企業9万円 / 大企業14.4万円の実質負担額
3-3. 人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)の講師資格要件
人材開発支援助成金では、部外講師に対して要件が設定されています。
▶ OFF-JT講師要件(部外講師)は、R7年度・詳細版パンフレット( → こちら)の19頁を参照ください。
弊社の講師は、AppSheetだけでなく、ソフトウェア開発分野で10年以上の実務経験を有しており、助成金の講師要件「当該職業訓練の科目・職種等の内容について専門的な知識又は技能を有する指導員又は講師であって、当該分野の職務に係る実務経験(講師経験は含まない)が10年以上の者」を満たしています。
- 2015年12月:アスラボ株式会社を設立し、データベース・WEBアプリケーション開発を開始
- 2018年4月:農場管理システム「aKnow」販売開始
- 2021年2月:スマートフォンアプリ版をリリース(App Storeで公開中)
- 2022年1月:AppSheet開発・内製化支援事業「アプリスイート」に参画
3-4. 申請手続きについて
💡申請から受給までの流れ💡
- 【訓練開始6-1ヶ月前】計画届を労働局へ提出
- 【研修当日】計画に沿って実施
- 【研修終了後2ヶ月以内】支給申請
- 【審査後】助成金支給
詳しい申請手続きは、社内の担当部署(人事・総務)または社会保険労務士にご相談ください。また、初めて申請される場合は、最寄りの労働局へ事前相談をお勧めします。
3-5. ご注意事項
弊社では助成金申請サポートは行っておりません。 助成金の申請はお客様ご自身で実施いただく必要がありますので、担当部署(人事・総務)または社会保険労務士にご相談ください。
💡助成金申請に当たっての注意点💡
- 計画申請日から受講開始日まで1か月以上の期間が必要です。助成金の活用を予定されている場合は、早めの準備をお願いします。
- 助成金支給の可否は、様々な要件確認を実施したうえで決定されるため、必ずしも支給されるとは限りません。
- 弊社から提供されるAppSheet研修は厚生労働省や各都道府県労働局が事前に助成金の対象となることを保証するものではありません。
4. 信頼と実績の AppSheet 研修
弊社は、Google Cloud Japan 主催のセミナー「AppSheet Open Day」の講師を務めた実績があります。このセミナーでは参加者満足度4.7点(5点満点)という高評価をいただき、多くの企業様からご好評をいただきました。
豊富な開発経験と実践的な指導力を持つ講師が、御社の業務課題解決へ向けて研修プログラムを提供します。
4-1. 研修カリキュラム
AppSheet研修は、基礎から実践まで段階的に学びます。また、業務課題の洗い出しやアプリ設計を行い、自力でアプリ開発に着手し、仕上げていきます。
以下は12時間訓練のカリキュラムですが、貴社のスキルや経験に合わせて訓練内容や訓練時間を調整します。
12時間訓練のカリキュラム例
| プログラム | 時間 | 内容 |
|---|---|---|
| AppSheet「基礎編」 | 3時間 | 在庫管理とタスク管理のアプリをハンズオンで作成し、AppSheetの基本的な操作をひと通り体験します。実際に手を動かしながら学ぶことで、AppSheetでどのようなアプリが作れるのか、具体的なイメージを掴んでいただけます。 ▶ AppSheet研修「基礎編」の詳細はこちら |
| AppSheet「実践編」 | 3時間 | 見積書アプリをテーマに、高度な機能実装に特化したハンズオンを行います。実際の業務で使える実践的なアプリを開発し、現場で即活用できる技術を習得します。 ▶ AppSheet研修「実践編」の詳細はこちら |
| 業務課題検討会とアプリ設計 | 2時間 | 御社の業務課題を洗い出し、AppSheetで実現可能か検証します。また、見積書アプリのER図作成を通じて、正規化の手順やデータ構造の最適化を学習し、実務に即したアプリ設計の基礎を身につけます。 |
| フォローアップ研修 | 4時間 | 受講者が作成したアプリについて、概要説明、課題共有(分からなかったことやできなかったこと)を行い、講師とともに解決策を検討します。最終回では、アプリ発表会を開催し、受講者同士で学び合う場を提供します。 |
4-2. 実践的なハンズオン形式
すべての研修はハンズオン形式で実施します。講義を聞くだけでなく、実際に自分の手でアプリを作りながら学ぶことで、確実にスキルが身につきます。
- 少人数制(定員8名)で質問しやすい環境
- 実務を想定したサンプルアプリでの学習
- 講師が直接サポートするため、つまずいても安心
4-3. 業務課題に即したアプリ開発をサポート
研修では、御社の実際の業務課題を題材にすることも可能です(AppSheetカスタマイズ研修)。営業日報、在庫管理、進捗管理、ファイル管理など、御社が抱える具体的な課題をAppSheetで解決するための道筋を、研修を通じて一緒に考えます。
▶ AppSheetカスタマイズ研修の詳細はこちら
研修終了後も、AppSheetアドバイザリーサポートをご契約いただくことで、内製化支援や開発委託で継続的にサポートいたしますので、安心してAppSheetの活用を進めていただけます。
▶ AppSheetアドバイザリーサポートの詳細はこちら
5. ご相談から研修実施までの流れ
AppSheet研修のお申し込みから助成金受給までの流れをご説明します。
💡助成金を活用される場合のポイント💡
- 早めのご相談が重要です
- 計画届には提出期限があります(訓練開始日の6か月前〜1か月前)
- 遅くとも訓練開始希望日の2ヶ月前までご相談ください
- 研修費用は一旦全額お支払いいただき、助成金は研修終了後に支給されます
- 申請について
- 弊社では助成金申請サポートは行っておりません
- 申請手続きは、担当部署(人事・総務)または社会保険労務士にご相談ください
- 初めて申請される場合は、最寄りの労働局へ事前相談をお勧めします
ステップ1:お問い合わせ
まずはお問い合わせフォームからご相談ください。
- ご希望の研修内容(基礎編、実践編、カスタマイズ研修など)
- 人材開発支援助成金の対象となるのは10時間以上の訓練です。基礎編、実践編、その他のカリキュラムを組み合わせて、研修プログラム全体を構成することになります。
- 受講予定人数(定員:8名まで。9名以上をご希望の場合はご相談ください)
- ご希望の実施時期・日程
- 研修の目的や解決したい業務課題
- 助成金活用のご希望有無
▶ AppSheet研修の内容について詳細はこちら
ステップ2:無料相談にて研修内容のご提案
リモート(Google Meet、1時間)で無料相談を行います。
貴社の業務課題や研修目的を聞き取りし、最適な研修プログラムをご提案いたします。また、ご注文から実施までの手順、著作権の帰属、キャンセルポリシーについてもご説明します。
ステップ3:研修仕様の確定・ご注文
研修の仕様(研修プログラム、日程、人数、開催方法、お支払い方法等)が確定しましたら、正式にご注文いただきます。
ステップ4:助成金申請(お客様ご自身で実施)
【重要】助成金の申請はお客様ご自身で行っていただく必要があります。
申請を検討される場合は、以下の所にご相談ください。
- 社内の担当部署(人事、総務)
- 各都道府県の労働局
- 社会保険労務士
助成金の申請にはタイムラインがあります。助成金を活用される場合は、計画届の提出期限を考慮して、遅くとも訓練開始希望日の2か月前までにはご相談ください。
| 段階 | 期限 | 内容 |
|---|---|---|
| 計画届の提出 | 訓練開始日の6か月前〜1か月前 | 労働局へ計画届を提出 |
| 研修実施 | 計画届に基づく日程 | AppSheet研修を実施 |
| 支給申請 | 訓練終了日の翌日から2か月以内 | 労働局へ支給申請 |
| 助成金支給 | 審査後 | 労働局から助成金が支給 |
💡ご注意事項💡
- 弊社では助成金申請サポートは行っておりません。
- 計画届作成・提出から支給申請までのサポートは社会保険労務士にご相談ください。また、初めて助成金を申請される場合は、最寄りの労働局へ事前に相談し、計画届の作成方法や必要書類について確認することをお勧めします。
- 助成金の支給・不支給は労働局の審査により決定されるため、必ずしも支給が保証されるものではありません。
ステップ5:受講料のお支払い
原則として研修実施前のお支払いとなりますが、経理上の理由により前払いが困難な場合は、弊社の了承を得た上で後払いも可能ですのでご相談ください。
助成金は研修終了後の支給申請により後日支給されます。そのため、研修費用は一旦全額をお支払いいただく必要があります。
ステップ6:研修実施
弊社より、事前準備のご案内とサンプルデータを送付します。
研修は集合形式で実施します。会場にスクリーンまたは大型モニターをご用意ください。オンライン(Google Meet)、オンサイト(現地開催)両方に対応しています。オンサイト(現地開催)は、別途旅費・交通費がかかります。
ステップ7:助成金支給申請(お客様ご自身で実施)
研修プログラム終了日の翌日から2ヶ月以内に、お客様ご自身で労働局へ支給申請を行っていただきます。審査後、労働局から助成金が支給されます。
ステップ8:フォローアップ(オプション)
研修終了後も、AppSheetの活用を継続的にサポートいたします。
▶ AppSheetアドバイザリーサポートの詳細はこちら
まずは無料相談から、お気軽にお問い合わせください
助成金を活用したAppSheet研修の導入について、ご不明な点がございましたら、まずはお気軽にご相談ください。貴社の業務課題に合わせた最適な研修プランをご提案いたします。


















