請求書アプリで AppSheet (アップシート)の使い方を学びましょう。
請求書アプリは、Automation(オートメーション)機能で請求書を作成し、PDFで発行できます。
このアプリを応用して、自社オリジナル様式の請求書を作れるようにしましょう。
1. 請求書アプリとは
請求書アプリでは、決められた手順でタスクを実行しワークフローを自動化するAutomationを使用します。
Googleドキュメントで請求書のテンプレートを作成して、PDFを作成します。
明細が自動的に表組になり、簡単に請求書ができあがります。
Googleドキュメントでレイアウトのデザインもできるので、自社様式の請求書が作れます。
2. このアプリで学ぶ AppSheet の使い方
このアプリを作ることで以下のポイントについて学ぶことができます。
AppSheet はテーブル間のリレーションシップを設定できるので、請求書(親)と品目明細(子)の親子関係の設定についても解説します。
- Ref を使ったテーブルのリレーションシップ
- 明細の金額を合計して、Virtual Column で表示する
- Googleドキュメントで請求書のテンプレートを作成する
- Automation でPDFファイルを作成する
- 作成したPDFファイルのパスをスプレッドシートに保存する
3. アプリで使用する AppSheet 関数
明細を作成するときに、条件を指定(同じ請求書ID)して合計金額を計算します。
条件を指定してデータを取り出すことができる「SELECT()」関数は、AppSheetでは最も活用される関数の一つです。
- SELECT()
- SUM()
- LIST()
- IFS()
- TODAY()
- NOW()
- TEXT()
- FLOOR()
4. AppSheet Automationについて深く学びたい方へ
請求書アプリではAutomationに用意されているTask(タスク)のひとつ「Create a new file」を使ってPDFファイルを作成をします。
これを含めて、Automationには6つの(Task)が用意されています。
Automationについて、より深く学びたい方はブログ記事「AppSheet Automationの使い方(第1回)6つのTaskでできること」を参照してください。
6つのTaskの使い方や活用事例、具体的な設定について詳しく解説しています。
以上、請求書アプリの概要でした。
それでは、次回(第2回)からアプリを作り始めましょう。