AppSheet で請求書アプリ(第5回)画面(ビュー)を設定する

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請求書アプリを作りながら、 AppSheet (アップシート)の使い方を学びましょう。
前回(第4回)はSELECT関数や「Related 明細s」を使用して、明細から金額の合計を計算する式を作成しました。
今回はアプリの画面(ビュー:View)を設定します。
画面を微調整することで、アプリを使いやすくしていきます。

1. 「請求書」テーブルのビューを設定する

アプリの画面(ビュー:View)の設定をしましょう。

左側メニューのスマホアイコンにカーソルを合わせて、「Views」をクリックします。

Viewsナビゲーションで、設定したいビューを選択するとビュー設定パネルが表示されます。

または、右側のプレビュー画面で設定したいビューを表示します。
プレビュー下にある「View: ビューの名前」リンクをクリックしても、ビュー設定パネルを表示できます。

「請求書」ビューを設定する

はじめに、「請求書」ビューを設定します。

プレビュー画面、タブメニューで「請求書」を選択します。
プレビュー下にある「View: 請求書」のリンクをクリックして「請求書」ビュー設定パネルを開きます。

View typeは、デフォルトで「deck」が選択されています。
「deck」スタイルは画像を表示できるのですが、請求書には画像はないので変更しましょう。

  • View type:table
  • Position:first

View Optionsを以下のように変更します。

  • Sort by:請求日、Descending
  • Group by:取引先、Ascending

Column orderを「Add」で追加して、以下のように並び替えます。

最後に、Displayタブを開いて、Iconを「file-invoice」にしてみましょう。

エディタ右側のプレビューで確認しましょう。

「請求書フォーム」ビューを設定する

請求書を追加するフォームビューを設定します。

プレビュー画面のタブメニューで「請求書」を選び、「+」ボタンをクリックします。

請求書フォーム(請求書_Form)ビューが表示されます。

請求書を新規追加する際には、「請求書ファイル」「トリガ」の2列は入力不要です。
必要な列だけをフォームに表示するように変更しましょう。

プレビュー下にある「View: 請求書_Form」のリンクをクリックします。

請求書フォームビューの設定パネルが開きます。

Column orderの「Add」ボタンをクリックして、以下のように表示したい列を追加していきます。

プレビュー画面で確認すると、請求書を新規追加する際に必要な項目だけになりました。
「Cancel」で請求書フォームビューを閉じます。

「請求書詳細」ビューを設定する

追加した請求書の内容を表示、参照する詳細ビューを設定します。

「請求書」ビューでひとつ請求書をクリックして選択します。

請求書詳細(請求書_Detail)ビューが表示されます。
プレビュー下にある「View: 請求書_Detail」のリンクをクリックします。

Column orderの「Add」ボタンをクリックして、以下のように表示したい列を追加していきます。
「トリガ」は表示不要なので、除いておきます。

2. 「取引先」テーブルのビューを設定する

「取引先」ビューを設定する

「取引先」テーブルのビューを追加します。

ViewsナビゲーションのPRIMARY NAVIGATION右側にある「+」(Add View)ボタンをクリックします。

「Create a new view」ボタンをクリックします。

メインパネルに新規ビュー設定パネルが表示されます。

「取引先」ビューは以下のように設定しました。

  • View name:取引先
  • For this data:取引先
  • View type:table
  • Position:next

Colmun orderは「取引先名」だけにしておきます。

最後に、Displayタブを開いて、Iconを「building」にしてみましょう。

エディタ右側のプレビューで確認しましょう。

3. 「商品」テーブルのビューを設定する

「商品」ビューを設定する

「商品」テーブルのビューを追加します。

ViewsナビゲーションのPRIMARY NAVIGATION右側にある「+」(Add View)ボタンをクリックします。

「Create a new view」ボタンをクリックします。

メインパネルに新規ビュー設定パネルが表示されます。

「商品」ビューは以下のように設定しました。

  • View name:商品
  • For this data:商品
  • View type:table
  • Position:middle

Column orderを「Add」で追加して、以下のように並び替えます。

最後に、Displayタブを開いて、Iconを「boxes」にしてみましょう。

エディタ右側のプレビューで確認しましょう。

「商品詳細」ビューを設定する

追加した商品の内容を表示、参照する詳細ビューを設定します。

「商品」ビューでひとつ商品をクリックして選択します。

商品詳細(商品_Detail)ビューが表示されます。
プレビュー下にある「View: 商品_Detail」のリンクをクリックします。

Column orderの「Add」ボタンをクリックして、以下のように表示したい列を追加していきます。
請求書アプリでは、商品別の請求履歴を参照する必要がないので「Related 明細s」は除いておきます。

画面右上の「SAVE」をクリックして設定を保存してください。
「SAVE」ボタンをクリックして保存する。

 

以上、請求書アプリのビュー(画面)を設定しました。

AppSheet で請求書データを作成できるようになりました。
あとは、請求書をPDFで発行するだけです。

AppSheet では、Automationという機能でPDFファイルを作成できます。
PDFを作成するためには、テンプレートが必要になります。
次回(第6回)は、Googleドキュメントで請求書のテンプレートを作成してみましょう。

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